今回は、私の投資をする前に必要だと思う心掛けについて、3つにまとめてみました。
これはあくまでも、これまでの投資経験から得た、私の考え方になります。
こんな考え方もあるんだなっという気持ちで読んでいただけると幸いです。
以下の内容で説明します。
1.投資より労働による収入を優先すること
昇給額が5,000円と聞いて、この昇給額は、物凄く高く聞こえるでしょうか。
一部上場している企業など、大手企業であればあり得ない金額ではありません。
昇給額が低い企業でも、昇給額が1,500円程度ある企業もあると思います。
しかし、これを投資で得ようとすると、昇給額を得るより難しいです。
年の期待リターンが3%の金融商品を買う場合、毎月1,500円増やそうとなると、600,000円分、追加で買う必要があります。
毎月50,000円を投資に回せる余裕が必要です。
毎月5,000円の収入を得ようとすると、毎年2,000,000円、毎月だと約166,667円分、必要となります。
1,500円の昇給額を得ようとするには、正社員として勤めていれば、勤務年数や勤務態度、成績、手当によって得られる金額です。
非正規の方でも、副業で1,500円得ようとすれば、努力次第で増やすことが出来る金額です。
そのため、出来る限り収入を伸ばすことを優先すべきだと考えています。
2.投資は貯金の延長
過去の記事でも上げているかもしれませんが、投資はあくまでも貯金の延長と考えています。
最近では、インデックス投資がメインで、積立NISAを用いて毎月33,000円程度積み立てる方法が流行っています。
確かに、長期目線で見れば、上記の方法であれば、資産を築けると思います。
しかし、お金が必要なタイミングを予測できるでしょうか。
仮に、新卒で就職し、初任給から積立投資を行ったとします。
そこから結婚、出産、住居の購入、独立、離別、死別、リストラ、介護、など様々なライフイベントが発生します。
そして社会現象も色々発生します。
コロナウィルス、リーマンショック、政権交代、外交摩擦、戦争など景気や社会の変化により、金融資産の価値が大きく上下する機会があります。
お金が必要なタイミングで、持っている金融商品が下落していたらストレスは大きくなり、生活苦となってしまうと考えられます。
そこで、私はオールウェザー・ポートフォリオなどを用いて、金融資産の価値の上下を小さくし、いつでも引き出せるように調整しています。
3.自己投資に勝る投資先はない
「1.投資より労働による収入を優先すること」と被っている点がありますが、自己投資が重要と考えています。
これはよく見る言葉でもありますが、間違いないと思っています。
士業の資格や英会話が出来るようになったほうが、金融商品に投資よりも将来的なリターンも高くなる期待が持てます。
また金銭面だけでなく、人生経験に置いても得られるものが多いです。
士業資格であれば、その資格がなければ、その仕事は出来ません。
高給と言われる医師になりたいと考えるのであれば、医師免許は必須です。
英会話であれば、他の人より出来ることで任せられる仕事も変わってきます。
学歴もですが、不平等を感じるかもしれませんが、あるかないかで職を得られるか、年収が大きくなるか変わってきます。
自分に少しでも伸びしろがあると思ったら、自分に投資して、まずは能力、年収、経験値を増やすことを試みることが重要だと考えています。
まとめ
要約になりますが、投資に期待する前に、自分で収入や能力を伸ばし、余裕が出来たら、堅実に投資しようという心掛けです。
以上です。参考になったら幸いです。