今回注目したのは外貨についてです。
外貨を持つことで、インフレ対策になるなど耳にしたことがあります。
実際どうなのか考えてみました。
※単純に考えただけです。
円の価値が上がった時
過去に大きく円の価値が上がったのは、プラザ合意後でしょうか。
詳細は、以下のWikipediaのページをご確認いただけると幸いです。
アメリカの貿易赤字、ドル高の解決に行われたプラザ合意ですが、締結時は1ドル235円だったのが、翌年には1ドル150円まで落ちたとのこと。
この場合、ドルの価値が急落しているので、ドル資産は大きく価値が下がりますね。
3割以上、価値が下がります。
また、1ドル235円にいまだに戻っていません。
個人的な意見ですが、一時期よく見たS&P500一本に積み立てればいいと記事や意見ありましたが、プラザ合意などの背景を見るとかなり危険に感じます。
円の価値が下がった時
円安にについてですが、大きく動いたのは、戦後の固定相場が有名です。
1945年9月では、固定相場ではありますが、1ドル15円となっており、わずか4年後の1949年には1ド360円となりました。
4年で24倍です。
戦後ということで、投資どころではないと思いますが、これほどの差が生まれました。
ここまで大幅な円安は今後ありえないと思いますが、何かしらの出来事で、一瞬で大幅に資産の価値が変わることが分かると思います。
自分なりの考え
2つとも大げさな出来事で、人生で中々あることではないです。
ですが、この2つは、100年以内に起きた出来事です。
外貨と円の2つに分けて、あらゆる出来事に対応することは十分な防衛策になると思います。
例えば、外貨の価値が下がった場合、円が強くなり、大きな資産でその国の資産や企業に投資することができます。
逆に円の価値が下がった場合にも言えることで、外貨を売り、自己資本に組み入れたり、不動産の購入や企業投資に有利な立場になれます。
これが、どちらかの一方に偏ってしまった場合、対処できなくなります。
そのため、両方の貨幣を持つことで、資産を守ったり、富を築くことには十分な価値があると思っています。
以上です。また何か思ったら書きます。