REITは、不労所得を得たい人にとっては、重要な金融商品です。
簡単に言うと、不動産の投資信託です。
集めたお金で投資法人が代わりに不動産投資をしてくれます。
個人が不動産投資をするより、以下の点で優れています。
- 不動産を購入するより安い
- 不動産の選びは不要
- 株のように売買できる
上記の3つの点について、説明させていただき、REITの良さを伝えます。
不動産を購入するより安い
アパート1棟やワンルームマンション1部屋を購入するためには、数千万円以上の金額が必要になります。
例えば、年の利回りが3~5%であれば、ボーナスがもう一回貰えるほどの金額が得られます。
ですが、うまく運用できなければ、大きな損失に繋がります。
数千万円となると、一般の会社員では大きな借金を抱えることになります。
そこで、代わりにREITを購入して、不動産投資を行います。
REITは1口あたり、ほとんど100万円以下で購入することができます。
会社員の方が頑張って貯めることができれば、可能な金額となっています。
不動産の選びは不要
不動産選びの際、色々な視点で調査する必要があります。
立地や家賃相場、利回りなど調べる必要があります。
不動産屋が説明した内容で上手くいけば、利益が出るよう言われたとしても、実際に上手くいくかは話は別です。
そして好条件な不動産は、不動産投資経験が豊富な人やプロの投資家に購入されていることが多いでしょう。
REITであれば、投資法人が選定し、利益の出る不動産を運用します。
また運用する不動産は住居だけでなく、個人では運用が難しいホテルや倉庫、事務所を運用します。
株のように売買できる
REITは、通常の不動産と異なり、証券取引所で証券を売買します。
そのため、それぞれ価格が変動し、人気や収益の上がっているREITは価格が上昇します。人気がなく収益がないREITは下落します。
不動産のように、さまざまな手続きを行ったり、買い手を探したりなどする必要がありません。
買いたい、売りたいときは直ぐに、行動に移せます。
最後に
REITはコロナの影響で、株と同様に価格が下落しました。
逆に価格の下落に伴い、配当金の利回りが上昇しています。
また、物流倉庫などを取り扱っている銘柄であれば、景気悪化の影響が受けにくいです。
不景気でも、投資先としては魅力ある金融商品だと思います。