不景気が進行する社会で、仕事を失った方は多いと思います。
観光業で働く人、派遣社員、アルバイト、自営業者など様々な人が職を失ったり、稼ぎがなくなってしまいました。
今、仕事があっても、将来的に不安な人も多いと思います。
業界や雇用形態、クビになった、なっていないなど問わず、働き方を見直す必要が出てきました。
そこで、私が勧める個人の働き方改革を3つ紹介します。
- マルチワークの導入
- 給料に依存しない
- 投資を副業と考えない
それぞれについて、説明します。
マルチワークの導入
1つの職、収入源だけでは失った瞬間、生活が一転して悪い方向に進んでしまいます。
それが高収入、安定していたのならば、失った瞬間のストレスは大きいです。
そのような不幸にならないために、対策として複数の仕事、収入源を持つことです。
複数の収入で、それぞれが生活できるほどの稼ぎがあれば、1つ失ったとしても、生活を変えずに過ごすことができます。
全ての収入が維持できれば、通常の仕事では得られない資産が築くことができるメリットがあります。
しかし、マルチワークには以下の注意点があります。
- 同業種、同職種の仕事をしない
- 体調管理が重要
- 生活水準を上げない
仕事が被ってしまうと、一緒に仕事を失ってしまう可能性があります。
コロナショックでは、飲食店で働いてる方が解雇されていますが、もう一つの職も飲食店で働いていは、そちらの仕事も失う可能性が高いです。
例えば、営業職のお仕事している方であれば、土日に習い事の講師などのお仕事をします。
こうすることで、一つの業種、職種がダメになっても、稼ぎを維持することができます。
マルチワークは、お仕事の時間をする時間が長くなり、過労で体調を崩す可能性があります。
病気になってしまっては、すべての収入源を失ってしまう場合があります。
生活水準についてですが、収入が上がっても支出を上げてしまわないようにする必要があります。
収入が上がってしまうと、使ってしまう人は多いと思いますが、マルチワークの狙いは、収入源のリスク分散です。
大きな収入を目にしても、将来のためのお金だと思い、貯蓄しましょう。
給料に依存しない
雇用されていると、定期的に給料が貰えます。
安定した収入源があると、例えつらい仕事でも、現状を変えようとしなくなってしまいます。
将来、その仕事がなくなってしまうことや、年齢的な限界を迎えると分かっていても変えようとしません。
それは給料という麻薬に依存しているからです。
将来のことを考えれば、1つの職に就き、そこで頑張ることではありません。どような状況でも生き抜くことができる稼ぐ能力が必要です。
バブル崩壊やリーマンショック、コロナショックで痛い目を見た人は、決して仕事を頑張っていなかった人ではありません。他の仕事を得られなかった、収入源を確保できなかったことが原因です。
その稼ぐ能力を身につけるには、以下の行動が必要だと考えています。
- 勤め先で積極的に経験のない仕事を受ける。
- 他の人が受けたがらない仕事をする。
- プライベートで、本業と異なる他業種、職種の仕事を行う。
- 起業し、自分で営業や開発、出品などをしてみる。
上記の行動は、他の人より能力が抜きん出たり、本業がダメでも、新しい職につける、仕事を作れるようにするためです。
将来の不安なく過ごしたい方は、一度、現在の仕事について考え直し、稼ぐ能力を身にけてみてはいかがでしょうか。
投資を副業と考えない
やっている副業に、投資を行っている人は多いのではないでしょうか。
ですが、投資手法を紹介しているサイトや投資の本を見ると、勝ち負けや確率、今がチャンスなどよく目にします。
これはパチンコやカジノなど、ギャンブルでもよく見るキーワードです。
ようするに投資じゃなく、株やFXでギャンブルしているのです。
短期的な取引や商品の理屈ではなく確率で考えたりなど、本来の企業の利益や金利の分配から収入を得るのではないのです。リスクを楽しんでいるギャンブルになっています。
個人的ではありますが、その勝負事、ギャンブルを副業と言っている人が多いと感じます。
投資は副業ではなく、貯金の延長線上にする必要があると考えています。
投資は常に利益が安定しているわけでなく、ドルコスト平均法やポートフォリオの構築などを行い、リスクを最小限にし、長期的な運用をして大きな資産を築きくことが可能です。
副業に投資をしている人は、一度自分が副業をする理由を考えて、目的にあった仕事を探すべきだと考えています。
最後に
不景気になって辛い思いをしている方は多いと思います。
だからと言って、誰か助けてくれるのを待つわけには行きません。
今後はこの不景気が終わった後、次の不景気にも耐えうる働き方改革を行い、将来の不安のない、お金に困らない生活を目指しましょう。